骨が足りない人の治療
インプラント治療を行うためには、骨にある程度の幅や量が必要となります。検査により、インプラントよりも骨の幅が狭い場合や、骨の量が少ない時は、そのまま埋入するとインプラント体が露出してしまいます。
インプラントをより長く、丈夫に保つために、顎骨が不足している方は骨造成が必要になってきます。
骨造成
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GBR法
GBR法は骨の不足によってインプラント体が骨の中に完全に収まりきらない場合に行います。
インプラント体が収まりきらない場合、露出されている部分に汚れが溜まりやすくなり感染の可能性が高くなったり、安定性も悪くなったりします。
骨が足りない部分に骨補填材と人工膜を使用して骨の再生を誘導させる治療法です。 -
ソケットリフト
ソケットリフトは、上の奥歯の骨が少ない人や薄い人に対してインプラントを埋入するときに行う骨造成の治療法です。
骨が不足している場合にソケットリフトをして、骨補填材を入れることでインプラント治療を行うことができます。 -
サイナスリフト
サイナスリフトは、上の奥歯にインプラント治療をしたい人や上の奥歯の骨が薄くなってしまった人に対して行うインプラント治療です。
骨の厚みを作るために、上顎洞の位置の歯茎を切り開きそこに骨補填材を入れることでインプラントが埋入できるようにします。
おかけ
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インプラント治療のリスクや、
インプラント治療の期間など気になることがあれば
何でもお気軽にご相談ください。
インプラントを長く使うために
インプラントを長く使い続けるためには、
お口のトラブルにつながる要因を取り除く必要があります。
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歯周病
歯周病で歯を失ってしまった場合は、インプラント治療の成功率が低くなる可能性があります。
インプラント手術を受ける前に、歯周病を改善させる必要があります。 -
糖尿病
糖尿病になっている人は、インプラント体と骨の結合がしにくくなるといわれています。
血糖値のコントロールができない場合、インプラント治療が難しいケースもあります。 -
骨粗鬆症
骨粗鬆症と診断された方は、顎の骨が手術後に壊死してしまう可能性があるため、インプラント治療が難しくなるケースがあります。
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年齢
インプラント治療後は定期的な通院が必要になってきます。全身管理の下で安全に行えば問題はありませんが、術後の炎症・腫れなどに関する安全管理も必要です。
一度ご相談ください。 -
喫煙
タバコを吸っていると、有害物質により粘膜に炎症が起こりやすいことから手術した部分が治りにくく、成功率が低くなる可能性があります。
インプラント治療を考えている方はタバコを控えましょう。