「セラミック治療　失敗」

「セラミック矯正　やめとけ」

「セラミッ矯正　やばい」

セラミック治療・セラミック矯正についてネットで検索すると、上記のような、ネガティブなキーワードが見つかることがあります。

心配になってしまうような言葉もありますが、セラミック治療・セラミック矯正は、本当に危険な治療法なのでしょうか？

結論から申しますと、セラミック治療・セラミック矯正は危険な治療法ではありません。

セラミック治療は優れた治療法です。セラミック製の詰め物・被せ物は劣化・着色しにくく、むし歯になりにくい、自然な白さの歯に近づけられるなど、セラミック治療にはたくさんのメリットがあります。

たくさんのメリットがある一方、セラミック治療にはデメリット・リスクも。

当院では、セラミック治療を行う前に患者様にセラミック治療のデメリット・リスクをご説明しております。セラミック治療・セラミック矯正をご検討されている方は、メリットに加えてデメリット・リスクもご理解いただいた上で、治療を受ける・受けないを判断されることをおすすめしています。

今回は、「セラミック治療のデメリット・リスク」をご説明します。

■セラミック治療のデメリット

セラミック治療には、以下のようなデメリットが存在します。

デメリット①詰め物・被せ物を接着するために歯を削る必要がある

セラミック治療では、セラミック製の詰め物・被せ物を接着するために歯を削る必要があります。

特に、被せ物をするときは、セラミックの厚み分を考え、歯の神経の近くまで、多めに歯を削ることも。

デメリット②被せ物をするとき、歯の神経を抜く場合がある

セラミック治療では、被せ物をするとき、歯の神経を抜く場合があります。

歯の神経を抜く理由は、セラミックの被せ物の厚み分、歯の神経の近くまで多めに歯を削ることがあるためです。歯の神経を抜くことで、外部からの刺激や被せ物による刺激が歯の神経に伝わらないようにします。

デメリット③噛み合わせの乱れの根本的な解決にはならない（セラミック矯正）

セラミック矯正は、前歯を中心に、セラミック製の被せ物をすることで歯並びの乱れを整えます。ただし、セラミック矯正は被せ物をする治療法のため、歯そのものは動かしません。

歯を動かす歯科矯正と異なり、歯を動かさないセラミック矯正は噛み合わせの乱れを根本的に解決することは難しいです。噛み合わせの乱れを根本的に改善したい場合は、原則として、歯を動かす歯科矯正が必要になります（※）。

（※）噛み合わせの乱れを改善するために、歯科矯正に加え、歯の噛み合わせ面

を削って歯の高さを調整する「咬合調整」が必要になるケースもあります。

デメリット④定期的なメンテナンスが必要

セラミックは経年劣化・着色を起こしにくく、長期間、詰め物・被せ物の自然な白さを保つことが可能です。

自然な白さを保ちやすいセラミックですが、詰め物・被せ物の白さを維持するためには、以下のケア＆メンテナンスが欠かせません。

1．毎日のセルフケア（患者様ご自身で行う歯みがき＋歯間清掃）

2．歯科医院で受ける定期的なメンテナンス（お口の状態チェック＋歯のクリーニング）

ケア＆メンテナンスを怠った場合、セラミックの詰め物・被せ物の白さが損なわれたり、お口の健康に異常が起きる可能性があります。

■セラミック治療のリスク（起こり得る、お口へのダメージ・影響）

デメリットのほか、セラミック治療により、お口に以下のようなダメージ・影響が生じるリスクもあります。

リスク①歯の寿命が縮む可能性がある

セラミック治療では、詰め物・被せ物をするときに歯を削ります。被せ物をするときは、歯の神経を抜く場合も。

歯は、削ってしまうと元に戻せません。歯の神経を抜くケースにおいても、神経を抜いた歯には栄養が送られなくなるため、歯の神経を抜かなかった場合と比べて、歯の寿命が縮む可能性があります。

リスク②治療後、噛み合わせが乱れ、歯・歯周組織に痛みを感じる場合がある

セラミック治療において、詰め物・被せ物の高さや位置が適切ではない場合、噛み合わせが乱れるおそれがあります。噛み合わせの乱れが原因でアンバランス・過剰な負荷がかかり、治療をした箇所や噛み合わせ部分の歯・歯周組織が痛むケースも。

｛熟練の歯科技工士により、精度を高めた詰め物・被せ物をご提供いたします｝

当院では、熟練の歯科技工士により、精度を高めた詰め物・被せ物をご提供いたします。

補綴物の精度を高めるのはもちろんのこと、治療の際は、歯科医師が細心の注意を払いながら型取りを行います。また、詰め物・被せ物の装着時には患者様に噛んだときの感触をお伺いし、最終的な調整を実施することで、噛み合わせの乱れが起きるリスクを低減しています。

【患者様のお口の状態やご希望に合わせ、適切にセラミック治療を行います】

ファミリアデンタルオフィスでは、患者様のお口の状態やご希望に合わせ、適切にセラミック治療を行っています。

セラミック治療を行う際は、歯科医師による検査・診断を実施し、治療を適応できるかどうかを慎重に判断します。

診断後、セラミック治療を行えると判断した場合は、患者様のお口の状態やご希望に合わせて入念に治療計画を立案します。立案した治療計画に基づき、お1人お1人に適したセラミック治療を行うことで、詰め物・被せ物の不具合や治療後の噛み合わせの乱れが起きるリスクを低減しています。

– セラミック治療の無料相談を行っています –

当院では、セラミック治療に関するお悩みやご希望をお伺いしています。セラミック製の詰め物・被せ物をご検討中の方はぜひ、無料相談をご利用ください。

カウンセリングでは、歯科医師がお話を詳しくお伺いし、それぞれの患者様に合った治療方法・素材をご提案いたします。